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nobuyoshikobori

祝日朝の風景

口福の記憶

FEEL 祝日朝の風景



前夜の自作ミネストローネを

温め直しオリーブオイルと黒胡椒を

小袋さんのうつわと想いで

それは豊かな時間となり

息子も美味しいおいしいと

パンを浸し完食で嬉しく

小袋さんに感謝


そして

変に思われるかもしれませんが

気持ち悪いとは重々承知ですが

私は自分が作った料理が好きです

旨いなあ、、と思って食べます、、

(*あくまで個人の感想です)


高校時代から二十代終わり頃迄と

一人暮らし&自炊が長かった

というのもあるかとは思いますが


最も私の感覚を刺激したのは

大学時代のリストランテでのバイトと

(賄いが超絶でした)

その時に出会った今も続く友に連れられ

数々の名店で頂いた料理の記憶

数々の口福の記憶が心の滋養となり

地層の様になっているからかと


たとえば今も鮮明に残る記憶

三田のコート・ドールで

二十歳そこそこの男が二人で

この赤ピーマンのムース、、、

うぅ、、、と唸りながら

食後に斉須さんと色々お話をしたり

また別の日は

和牛の尻尾の煮込み赤ワインソース

うぅぅぅ、、、などとワインと共に

その記憶はどれも

まるで昨日のことの様で

それは単なる食事の記憶ではなく

「想い」を頂いたという感覚で


決してお金があったという訳ではなく

余り他のことには使わずに

お金をためては、そんな風に

でも今になって振り返ると

とても大切な時間だったなと


(その後その友は

多くの著名な方々に信頼され愛される

サーヴィスマンとなり今もその道で)


なのでその地層は

腕も技も何もない私の料理を

少しだけよいものにしてくれて

と勝手に想っては、旨いなぁ、、と

(*あくまで個人の感想です)


これは

その友の料理への「想い」が私に伝わり

数々の口福の記憶とともに

層になったということなのだと

今はそう想っています

友に感謝


それでは本日も

東京杉並荻窪にて

沢山の想いと共に

皆様のお越しお待ちしております

何卒宜しくお願い申し上げます


御質問御相談御予約も

メッセージより是非



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